2010年11月27日

江戸時代中期

今回展示した当社が所蔵しています、江戸縮緬の小袖が、「女の装い 三百年」=江戸・明治・大正の中に同じ制作者であることが、明らかに読み取れる一枚がありました。

その小袖は、「紺縮緬地蝶竹馬衣布座飛鶴文様」と表記され、江戸時代中期の極初めの方に蒐集掲載されています。
 
7.jpg運動会.jpg

そしてその解説文には、紺地に白上げ友禅をして、金駒繍いと紅、萌葱の繍切り繍いを控えめに加える。このように単位文様を全体に配して繋がる構成の小袖は、宝暦から天明あたりによく見られる。
(後略)
posted by はりよし at 15:09| Comment(0) | 日記

2010年11月24日

昨日無事に中央公会堂「80周年記念展」を盛会裡に終えました。

この日を迎えたことを、またつぎへのステップとなりますこと、祈願しています。
 記念の一句を 
   「ひと荷物 降ろして秋や またかつぐ」

と、友人からのメールです。「またかつぐ」は、お分かりいただきにくいと思います。私の性格をよく知った彼は、きっともう次の打つ手に私の頭は移行し次の荷物を「担ぐ」姿勢に入っているとの「揶揄」でしょう。
 ともあれ「売らない展示会」は大成功でした、沢山の新しい出会いをいただき内の店を知っていただきました。ご来会心よりお礼申し上げます。

 私共のコレクションは、今回「71点」の出展でした、2点を除きいずれも戦前のもので、1点が江戸中期、後は明治・大正、昭和初期のものばかり、ほとんどは100年の年月を無事乗り越えてきた「波乱の一生を持つきもの達」だったわけです。

 弱小の私共が、これだけのものを集めることが出来たこと、いずれもがその年月を意識させないほど、綺麗で色も褪色が進まず、今なお作られた時代の「香り」をそのまま残してくれています。

 やはり入場料も取らず、このきもの達を「出汁」に収益を求めず、只一筋「お礼」の気持ちを伝えたかった。
 そんな真摯な店の姿勢をお伝え出来たことが一番の収穫だったと思います。

尚、何人もの方からこの「花も嵐も踏み越えた生涯を持つきもの達」をあちこちに譲って「散逸」させることなく、丁寧に「はりよし」で保管し、またの機会に出会える日を作って欲しいと「熱い想い」を下さいました。

 
posted by はりよし at 16:52| Comment(0) | キャンペーン

2010年11月23日

80周年の感謝、中央公会堂は今日が最終日です。

どれくらいの方が来ていただけるのか?
と「初日」の前日不安を聞いていただきました。
 昔懸命に打ち込んだ「売らんが為の展示会」ではなく、予想できたように【展覧会】として、お客様方は買って上げなければと「不安を持たず」興味津々でお越しいただきました。

 今回は「中央公会堂」という貴重な文化遺産をお借り出来たことも、【不安解消】につながったのでしょう……!
 出来るだけ多くの方に、私達が大切に残してきた「きもの達」を見ていただきたいと念じたことが、皆様に通じたように思います。

 二日目が終わって沢山のご来会に【安堵】を実感し、今日も皆様のご支持があることを信ずることが出来ました。

 昨夜は二日間立ちっぱなしの疲れを「近所の整骨院」のマッサージでほぐし今日に備え、80周年の感謝の「お礼」を【形】に表すことが出来たことに、無上の喜びを感じます。
永い間のご贔屓、本当にありがとうございます。
 
 なお、私達の今回の【古き良きもの展】をご理解をいただき、貴重な紙面をお割きいただいた報道関係の皆様に、心よりお礼申しあげます。
 また、昨日取材いただいた、[CATV]のJ:COMの放映を楽しみにしています。 11/27 土曜日の9:00だそうです。
posted by はりよし at 08:56| Comment(0) | キャンペーン

2010年11月20日

明日から中央公会堂で、80周年記念展です。

大切にしてきた「着物達」に命を与えたいと、懸命に説明文を作っています。
昔のきもの達は、色の表現が非常に難しく、色の辞典を何冊も広げみんなで「喧々諤々」議論沸騰です。
 「昔きもの」は、柄も豊かでとんでもなく思い切った柄があり、色使いもあまりにも意外で見慣れた私達でさえ「びっくり」と感動するばかりです。
 私共のコレクションは、今に残る品がこんなにいい状態で残っているのが不思議なくらいです。
入ってきたときから、保存状態のいいものばかりを残してきました。ですからこれが古着かと疑うほど、綺麗なものが多いのです。
 いずれにしろ今回は販売会ではありません、ですからお仲間さんにどうして「売らない展示会」が出来るのと不審がられます。

 電話のお問い合わせが沢山入ってきます、皆さんが口を揃えて「入場無料ですね!」「買わなくてもいいのですね!」と念を押されます。
 ご案内にも、新聞社が取材してくれた広報記事にも、このことは口酸っぱくお伝えしてきました。

 とにかく明日開幕です、どれくらいの方が来ていただけるのか?いつもの「売る展示会」以上に不安です。今回はお陰様で、「中央公会堂」という貴重な文化遺産である施設をお借り出来たことは、この上ない幸運と思っています。
 出来るだけ多くの方に、私達が大切に残してきたものを見ていただきたいと念じています。
 80周年の感謝を、心の底から「お礼」申し上げます。
 これで初代の両親にに顔向けが出来るというものです。長い間のご贔屓、本当にありがとうございました。       合 掌

posted by はりよし at 20:06| Comment(2) | キャンペーン

2010年11月17日

21日からの中央公会堂の準備に余念がありません。



100点以上の「アンティークきもの」を選品し、「色」の名前を探し「柄」に名前を付け古すぎて知らない生地も色々あり、悪戦苦闘しています。

でも沢山の人に見ていただくのですから、一生懸命「80周年」に恥じない品選びを進めています。

読売、朝日等各紙、その他ミニコミ誌、ローカル誌も予告記事を載せてくれています。

皆さんのご期待に添えるよう「ご説明」を加えています。

積み上げてきたコレクションは、私達には自慢の品です。

でも見る立場を変えればどうご覧をいただけるのか?一種の不安もあります。

「沢山のお客様でパニックになるかも」なんて、変な自己顕示欲も芽生えてきます。

偉そうに言えば「仕上げをご覧じろ」と言いたいところです。


posted by はりよし at 13:15| Comment(0) | キャンペーン

2010年11月15日

あの甲子園のバックスクリーンで「ファンファーレ」をやったのです。



早速、当時の先輩からコメントをいただきました。

私達のクラブは(音楽部=吹奏楽)甲子園球場での高校野球の(夏の選手権)入場行進に毎年出ていました。

炎天下の早朝から参加は結構あの若さでも大変でした。

しかし、私を含めた同期の4人は、あの甲子園のバックスクリーンで「ファンファーレ」をやったのです。

他校の4人とたったの8人で、しかも開会式と閉会式の2度も……!

当時はそんな大きな感動でもなかったように思っていましたが、年月が経つに従い鮮烈な思いが心の奥底の喜びとして、蘇るようになりました。

私にとって、今も自慢話です。

今年の新春1/4千葉にいる4人の内の一人の家に「50年記念」の思いをこめて集まりました。

入場行進は長時間で、しかも同じ曲「栄冠は君に輝く」の繰り返し、凄くしんどい思いが強烈に残っています、2年の時は私も入場行進でした。

「栄冠は君に輝く」は今も私の愛唱歌ですし、毎年の開会式は今年も又この曲でしたネ!

未だにこの曲には「涙」します。

だから「甲子園」ですし、「トラキチ」なのかも知れません。

さりながら「ファンファーレ」は楽なのです、バックスクリーンの後ろで待機し、合図と共にスコアボードの前に整列「ただいまより……開会します」のアナウンスで、ほんの数十秒で終わりでした、後は客席に戻り、開会式の終わるのを待っているだけなのです。


 
posted by はりよし at 12:42| Comment(0) | キャンペーン

2010年11月13日

母校が無くなる



私は今、高校の倶楽部のOB会の準備に、懸命に心を砕いています。

といいますのも我が母校は「平成24年春」他2校と合併し、 消え去る運命にあるからです。

そして私達が愛してやまなかった母校のクラブ(吹奏楽部=音楽部)も新設される学校に合同され無くなります。

私達OB会(在籍者624名)も消えゆくこととなります。

戦前ながら昭和16年第1回吹奏楽全国大会(コンクール)に「優勝」という栄光のあるクラブでした。

消えゆくものを愛おしむ熱い心を持つ仲間達と、明年3/19、お別れのコンサートと「手仕舞いの会」を開きます。

いずれにしろ、90才を超える先輩から、20前後の後輩まで、全員とコンタクトをとるため先週「案内」の発送をしました。

今そろそろ返信が帰ってきています。

そのお一方の文を紹介し、今日の私の熱い想いを感じていただきたいと思います。


昭和22年卒(旧制中学校)81才の某氏より
 現在独居老人でおります。家内(84才、認知症)の介護に専らかかっております。
 ☆ 音楽部に於ける経験、経過
 1年生の時、「自称音楽部見習生」=正式の部員とは?として、講堂に於ける先輩の方々の練習時には、「長いす」に座って見聞していた。ただし第2次世界大戦争に突入して1年目のこととて本校も戦時体制に沿うようクラブ活動も変化、軍人予備軍の訓練になるように体育系のクラブが重視されることとなる。6月、しこうして小生は柔道部に入部することとなる。(日本一になった音楽部を目指して入学した母校で、柔道をしなければならなかった時代背景)



以上「悲しい時代」のお便りでした。

posted by はりよし at 14:51| Comment(3) | 日記

2010年11月12日

(株)はりよし 創業80周年のお礼



今日ホームページが劇的に変身できました。

朝から、リニューアルされたホームページに掲載された私(会長の写真を見て大賑わい、みんなで爆笑)
いよいよ「書きますよ」と私、「僕も書くよと社長」
てな訳で、ブログが当分賑わわせることが出来そうです。

以下少し堅くなりますが、お礼の「ご挨拶」です。(そこが年寄りヤナーと突っ込み)

はりよし、創業「百周年」を目指して……!

私達は着物と共に生き「80周年」を迎えました。

80年の永きに亘るお客様への「お礼の心」を第一に、総勢8人にもなった社員と共に、絶滅の危機さえ有った「きもの業界」にあって、「復活」を目指し一丸となって頑張って参りました。

最早ご存じの方もほとんどおられなくなりましたが、昭和22年父の事故(健在で77才の天寿を全うしました)の後、「12年間」一人で耐えてくれた母への恩は忘れません。

お陰様で業界でも珍しい「生き残り」を達成したこの10年でした。

その間「はりよし」は大幅な事業改革を行い、下記のように事業分野を拡大し、一昨年組織変更も行い、社長には後継者である次男が就任し、現状にふさわしい体制を作りました。

お陰様で社業も順調に発展し、社員にも恵まれ、【熱い想いでチャレンジを続ける】そんな「元気いっぱいの店作り」を目指すことが出来るようになりました。

「変化に迅速に対応し、地域や社会から無くてはならない企業になる」を社是とします。

創業が1930年、「きもの達」と共に「百周年」を目指します。

衣布座 はりよし  (株)はりよし
代表取締役 社長 吉永 律 会長 吉永 恵一


posted by はりよし at 12:01| Comment(1) | キャンペーン