2011年10月20日

新しい弓を買った。

 何故なら、昨年夏買った弓が忽然と無くなったからである。
私にもミスがあったので「諦めること」とし、「新弓」を買い求めた。
 無くなった弓も「竹弓」だったので、今回も同じものを求めた。

「新弓」を自身のものにするのにはかなりの手間がかかる、もちろん先生にも指導を仰ぎながら自身の弓に作り上げていく、この過程は不器用な私にはハードなものでしたが、結果として作り上げていく「流れ」を楽しむことが出来たことになる。

 出来上がった私の弓は何とか道場に行って「引く」ことが出来るようになり、初めて「素引き」を繰り返し「巻藁」に向かう、新鮮な心躍る時間だった。
 今はもう「的前」に立ち的に向かって弓を引いているが、より丁寧に欲張らず「弓の世界」にチャレンジし続けたいと願っている。

 何故「弓」が無くなったかを詳しく話す気はないが、礼を重んじる「古武道」の世界で、しかも「神聖な道場」でそんな事故があること自体に「馴染まない」ものを感じた。
 非常に残念に思いこんな事故が続かないことを願う。(その後も同様の紛失事故が絶えないと聞く)

 新しい弓には名前を書かなければなりませんが、「竹弓」には「墨」が載りません。カシュウとか「漆」
等でしか書けないのです。(私は特に字を書くことは苦手で、人様=筆の立つ人に頼まなければなりません。材料を揃えて明日「名」と「購入日」などを書いてもらうつもりです) 

 さりながら、「新弓」を手にし「弓を育て」て行く気持ちの高ぶりが戻り、再度「弓の世界」に戻れたことを嬉しく思う、萎えかけていた気持ちが持ち直し、再度向上心を持って「初心」に還れることに感謝する。
 又「弓」の世界を自身の目標に向かって老骨に「鞭打つ」つもりです。
posted by はりよし at 14:25| Comment(0) | 日記

2011年10月07日

久しぶりに山を歩いた。

 10数年前からの念願だった「尾瀬」の湿原を目指す旅を今回は選んだ。
「尾瀬は以外とハードだった」、これが一番の感想で、あの平坦で整備された「木道」と湿原を彩る花々、そんなイメージを覆す年齢的には厳しい「山行」でした。

 7/2深夜大阪発、ひたすら高速を走り、群馬県片品村尾瀬戸倉到着。

戸倉に駐車して、タクシーで大清水まで行き、尾瀬沼へゆく大清水登山口、林道をたどりながら尾瀬沼に向かった、以前は一番多くの人で賑わったそうだ。

 私の足腰の衰えはもちろんながら、上り下りはかなりきついものがあり、初日(7/3、9:00歩き始め)、いきなり3時間30分の上り下り、休憩を一度挟み山小屋に、18:00着。
 今回は忙し過ぎて何の準備もなく、一度も歩くというトレーニングもせずだった。
少しトラブルがあったが、ハードな一日を無事何とか歩き続けられた。

今時の山小屋の整備された様相は、昔よく歩いた頃の「山小屋」を想像も出来ない綺麗な「宿」で、豊富な湯の風呂とビールが待ち構え、食事も十分満足できるものだった。

posted by はりよし at 18:06| Comment(0) | 旅とその想い

2011年10月01日

愛着一杯のきもの達

またまたマイナーな「きもの屋」の寂しいお話しを一題。

10年前まで偉業していたある「呉服屋さん」の店じまい後の商品を買い取りさせていただきました。

 湿気の多い風も入れない部屋に箱詰めにされていた倉庫で、10年の年月を眠っていただけに、触るのも控えたいほどの状態の「沢山の反物」でした。
 現場で4時間ほど整理し、箱などに詰めて(もちろん適正な査定をし現金で支払って)持ち帰りました。

 店に戻り箱などを開け、丁寧に区分けしましたが、内の従業員達も鼻を曲げながら、夜8時頃までみんなで頑張って整理しました。

 素人さんには見せられない、ひどい商品ばかりでした。翌日、いつも必ず来てくれる仲間が少し拾って買ってくれました。

 私達の世界では、商品に対する執着が非常に強いのですネ!!
どの商品も最低20年以前の物ばかりでしたが、何とか最終的には処分が着くでしょう。

他の業界の商品では考えられないことでしょうね……!
息の長い商品には違い有りませんが、手放された「店主」さんには愛着一杯だったということです。

いずれにしろ、他の業者では代金を払わなかったのではないでしょうか?

 そのご主人は、10年前倒れたそうですが、原因は酒だと、奥様が厳しく話しておられました。
「既に2度倒れ、次はアウト」だと。

 要は「酒」だったそうで、「賢明で優しい」方だったそうですが、何故か酒には狂うようです。
酒の飲み過ぎには注意しなければなりませんね。

内の奥様は、私が何の忠告も受け入れないので、諦めていますが「酩酊」する前に寝てしまいます。
posted by はりよし at 12:57| Comment(0) | きもの業界便り